原始長命食_表紙
 
       
此の度は、原始長命食に関心を寄せて頂きありがとうございます。
原始長命食の原材料でありますごま、玄米、黒豆、昆布はご承知の通り長寿の特効薬であります。これを毎日食べ続けることは『至難の業』と思われますが、原始長命食は主食として毎日簡単に食することができます。
薬ではありませんので三ヶ月から半年、一年と食べ続けるあいだに体調が良くなります。
長年の実績から、自信を持っております。
どうぞ長く食べ続けてくださいますようお願い申し上げます。
   
原始長命食 普及会
   
「活性酸素」と「SOD」の話

 

 

 

  管理栄養士 能 勢 敏 子

 食べもの、栄養、健康、病気、生活習慣病(成人病)などについて見聞きする際、「活性酸素」「SOD」といった気になる表現に此頃出会いませんか。気になる方は、この文章を読まれたのを機会に、「活性酸素」「SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)」なる言葉への注目を開始してください。何故なら、あなたも私も酸素を吸って生きている以上知らないでは済まされない意味と問題をはらんでいる「活性酸素」と「SOD」であるわけですから。
 さて、地球上の生物には酸素は必要不可欠のもの。ご存知のようにこの酸素は鉄を錆びさせ、やがてボロボロに朽ち果てさせてしまいます。一方、人体にはいった酸素は、分子レベルのお話ですが、「活性酸素」と呼ばれ、からだに侵入してきたバイ菌や異物を攻撃してくれる、本来ならば強い味方の筈です。ところが、タバコ・酒・ストレス・紫外線・激しいスポーツ・食品添加物・農薬や洗剤・環境汚染などが原因で、大量に「活性酸素」が増えると、バイ菌や異物をやっつけるどころか「活性」などと素敵な呼び名を持ちながら、細胞の細胞膜やDNA(遺伝子)まで攻撃し大暴れします。この攻撃にさらされている部位が段々と傷み出し(さながら錆び始めるということでしょうか)老化や色々な病気を発生させる原因となることがわかってきました。
 といって恐れてばかりで打つ手がないわけではありません。ここで「SOD」の登場となります。からだの中に大量発生した「活性酸素」を害のないレベルまで押え除去する作用を持つ、たのもしい体内の酸素が「SOD」であり、この大暴れする「活性酸素」を押え込み害のない味方の酸素になるようにバランスを取ってくれる働きをするわけです。
 若さと健康を保っていられるうちは、このSODを作る機能も活発ですが、40歳を過ぎる頃から急激にこの能力が衰え「若くないんだなァ」と思うようになったら、SODの代用となるSOD様食品(ビタミンA・B2・B6・B12・C・E・カルシウム・マグネシウムなど)に頼る必要に迫られます。あなたも私も天から授った寿命が尽きる迄、つまり「死ぬ迄元気」で、高齢化社会を若々しく元気で尊厳のある社会の一員として生きて行きたいものです。  

原始長命食の価値と食効
一食分 約160キロカロリーの原始長命食の栄養とカロリーについて
 私たちのからだは、約60兆もの細胞から作られています。その細胞が、酸素や栄養素を取り込む事によって生命が維持されています。
 そこで私たちは、健康で生き続ける為に、絶えず身体に必要な栄養素を供給しなければなりません。その栄養素とは、タンパク質、糖質(炭水化物)、脂質(脂肪)、ビタミン、ミネラル(無機質)の五大栄養素といわれるものです。このうち、タンパク質、糖質、脂質の三大栄養素はエネルギー(熱量、単位はカロリー)の元となります。食事から摂取した三大栄養素が、体内で酸素と共に化合しエネルギーを生じ、私たちは、毎日活動し生き続けています。
 ビタミン、ミネラルはエネルギーとはなりませんが、からだの中の各器官の機能の働きをスムーズにし、体調を整えます。
 「カロリーが高ければ栄養がある」ような気持ちになりがちですが、カロリーと栄養とは別のものであって、五大栄養素がバランスよく摂取されていることが、栄養があるということなのです。「毎日どんなものを食べているか」ということと「健康な心とからだ、美容、若さ」等とは切っても切れない深い関係にあります。
 各人の体質・アルカリ性体質、酸性体質、内臓の働き具合、体内の酸素の働き方、腸内細菌の働く力\等の違いによって個人差はありますが、正しいバランスの取れた食事を心がける事によって、体調の乱れを整え、健康なからだを回復させることが出来ます。
 カロリーの栄養別摂取構成比(国民栄養調査)では、理想的な栄養バランスは、タンパク質15%、糖質61%、脂質24%の割合で毎日摂取することだと言っております。  朝・昼・晩の三食毎に、この割合でバランスをとることは実際には困難でしょう。一日をトータルして、昼食でとりにくいものは朝食でその分とっておくとか、朝、昼の不足分を夕食で補ったり、逆に夕食が豪華版だと予定が分かっている日は、昼食で調整するなど、細かい食生活への気配りを習慣化してしまうことさえ出来ればしめたものです。
 私たちが、一日に必要とするエネルギーは、年令、性別、体格、健康、職業等によって異なりますが、40才代男性で軽い労働の人は2100キロカロリー、やや重い労働する人は2800キロカロリーとされています。(女性の場合、この男性の数値から400〜500キロカロリー減となります)  こういったエネルギー所要量や栄養所要量、栄養素等については、「四訂食品成分表」が一家に一冊あれば大へん参考になるものです。
 近年、家庭も職場も作業は合理化、機械化され、車も普及し、交通機関も網の目の様に整備され、何処へ移動するにも歩く必要が減るといった具合で、日常生活をする上で、身体活動は軽減しエネルギー消費量も減少しています。
 現在の日本では、昔の王侯貴族が食べたであろう世界中のごちそうが食べられます。過食、美食、偏食の時代といわれる現在の食生活で、最も気をつけたい点は、「栄養過多」「カロリーオーバー」にならないようにすることでしょう。
 以上述べましたような、三大栄養素とビタミンの働きや重要性は案外知られていて気をつけられてもいますが、見過ごされがちなのがミネラル(無機質)です。
 最近、栄養学、医学で重要視され、一般にも関心が高まって来たカルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどがそれです。又、一日の推定必要摂取量が100mg以下といわれている微量栄養素(鉄・亜鉛・銅・コバルト・マンガン・ヨウ素・セレン等)も健康に不可欠な栄養素であることがわかって来て、大いに見直され始めています。  殊に伝統的な日本食は世界中で注目されています。わかめ、こんぶ、大豆、玄米、ゴマ、日本茶、小魚、のり、いわし、麦、緑色野菜などは、毎日の食生活で特に気をつけて食べる様に心がけたいミネラル食品です。
 「原始長命食」の材料は黒ゴマ・黒豆・玄米・昆布。これは昔から日本人の食生活に完全に溶け込んでいるものばかりです。化学的分析の裏付けを持つまでもなく、先祖の尊い知恵の結晶である栄養ミネラル食です。無着色で合成保存料など無添加。粉食ですから栄養の吸収も早く血となり肉となります。塩分はほとんどなく、栄養補助食品にありがちなカプセルや錠剤、ドリンク剤と違って、三食の食事のうちの一食を「原始長命食」で代用すればよく、時間に追われる毎日を余儀なくされる現代人の朝食としても最適です。そのままスプーンで口に入れるだけ。(牛乳+リンゴ1/2+長命食約30g=約400キロカロリー)黒ゴマ、黒豆は皮のまま処理されていますので、玄米、昆布と相まって膨満感があり、昼食まで充分腹もちします。


日本人の伝統食\植物性タンパク質豊富な原始長命食の栄養価について

 タンパク質の栄養価は、それを構成するアミノ酸の種類と量によって優劣がきまります。このうち八種類の必須アミノ酸は人体に必要不可欠で、人体ではほとんど合成されないので必ず食物から摂取しなければなりません。必須アミノ酸のうち、どれか一つでも欠けるとタンパク質としての栄養価は失くなってしまいます。よく栄養価の高いタンパク質を摂るようにいわれますが、八種類のアミノ酸がバランスよく含まれているタンパク質を、ということです。このほか、アルギニン、ヒスチジンは発育期には不可欠なアミノ酸とされています。
 栄養価の高いのは、殻類や大豆などの植物性タンパク質より、肉や魚、卵、牛乳などの動物性タンパク質だといわれるのは、動物性タンパク質に含まれている必須アミノ酸の組成が、人体のそれに近いからです。
 発育盛りから青年期までの成長期には、瞬発力や思考力、積極的な行動力を養うといわれている肉も、タンパク源として必要ですが、同時に、動物性脂肪の取り過ぎとか、酸性食物への片寄り、食物繊維不足等にならないよう、植物性タンパク質とのバランスにも注意したいものです。
 しかし、成人後、特に中年以降は植物性タンパク質を重要視する必要があります。世界的に注目を浴び、見直されている日本の伝統食は、「日本人の健康食である」と自信を持ってもいいのではないでしょうか。
 黒ゴマ、大豆、玄米、昆布、麦、芋、しいたけ、煮干し、小魚…等々これらを、日本の現代食の献立の中で比率を高くするよう努力したいものです。

カルシウムの宝庫    
原始長命食のミネラルとアルカリ性食品について

 酸性食品は大体において、おいしいといわれるものばかりです。まぐろ、はまち、牛肉、豚肉、鶏肉、たらこ、ハムなど。ビールやバターピーナッツ、おかき、タコ、もちなども入ります。  一方、アルカリ性食品といえば、ひじき、こんぶ、わかめ、しじみ、小松菜、大根、人参、大豆、いんげん豆、干ししいたけ、さつまいも、梅干し、チーズ、みかん等、なにやら昔なつかしい貴重なおやつか「おふくろの味」の部類に入るものばかりのようです。しかし「ミネラルはたっぷりだなあ」と思いませんか。
 皮肉なことに腹一杯食べたいような、そしておいしそうな酸性食品の取り過ぎは、からだのために悪く、「粗食」「安い」を連想させるアルカリ性食品がからだにいいといわれれば、何とか、舌と胃袋を納得させるためにも説明がいるようです。
 では、どうして食品が酸性、アルカリ性に分かれるかといえば、基準はその食品に含まれているカルシウムとリンの比率できまります。「四訂食品成分表」などの附録には食品のアルカリ度、酸性度として食品名が載っていますが、カルシウムに対してリンの比率が高いもの程酸性食品とよばれています。
 からだのためには、カルシウムとリンの適正な摂取比率は一対一から一対二ぐらいとされています。リンを多く摂り過ぎるとカルシウムが吸収されにくくなるほか、骨や血液中のカルシウムを奪い取ってしまいます。  日本人の成人のカルシウム一日必要量は600mgです。カルシウムは、体内のミネラルの中で一番多い成分で、成人では体重の約2%(1kg位)になります。このうちの99%は骨や歯となります。
 リンは、カルシウムに次いで体内で二番目に多いミネラルで、その80%が骨と歯に、10%が筋肉中に存在し、残りはタンパク質や脂肪などと結合して、血液中をはじめ、からだ中に広く分布しています。
 食生活の欧米化や美食、偏食に押し流されがちな毎日、リン酸塩を多く含む加工食品やインスタント食品、清涼飲料、白砂糖タップリのおやつに取り囲まれている現代では、カルシウムを意識して摂るよう心がけたいものです。
 特に、火山列島といわれる日本の土壌は火山灰におおわれている為、カルシウム不足だというような話など、小学生の頃に関心をもって聞かれた方も多いのでは。
 カルシウム不足の土地で成育する動植物を食べ、水を飲んで生活する日本人は、当然カルシウムの摂取不足に陥りやすいといえます。
 ところで、黒ゴマ、黒豆、玄米、昆布を原料としている原始長命食は、これだけで主食と副食のおかずを兼ね備えたバランス栄養食です。  植物性、アルカリ性食品である原始長命食100gには、カルシウム784mgが含まれ、リンは592mg含まれています。

「快便・快眠・快食」を支える第六の栄養素\食物繊維について
 食生活の多様化、欧米化が何かと話題になり、それにともなって美食、偏食、過食を憂うる声も聞かれ、栄養摂取の変化と日本人の疾病構造の変化の相関関係が語られ始めて久しい様です。
 この度、主要食品113品目の食物繊維量と日本人の食物繊維摂取量の推定結果が発表されました。[厚生省と地方衛生研究所全国協議会(主任研究者・国田信治大阪府立公衆衛生研究所長)昭和63・4・4 毎日新聞]
 それによると、日本人の食物繊維摂取量は年々低下、昭和60年の一日摂取量は、30年前の昭和32年に比べて20%も落ち込んでいることがわかりました。その原因は、食事の欧米化で穀物、いも、豆類、海藻など食物繊維を多く含む食品が献立に上がりにくく、果物、魚介、肉、卵、乳製品、加工品など食物繊維含有量の少ない食品が増えていることにあります。食物繊維は、血糖値の上昇をなだらかにしたり、食物の腸内滞留時間を短くすることから、いろいろな病気の予防や有害物質の毒性軽減などに力があります。一日20g程度の摂取量が望ましく、長命食100g中に10.9gの食物繊維が含まれています。  植物性蛋白の摂取を心がけ、動物性脂肪の摂取過剰を戒め、今までのカロリー主義の三大栄養素(蛋白質・脂質・糖質)の栄養学から脱皮して、ミネラル、ビタミンも重視したバランスの取れた栄養を摂ることが理想的な食生活であるとしています。
 カロリーが高ければ栄養価も高いと考えがちだったとするならば、大豆やコンブ、切干し大根、おからなどをおおいに見直した方がよさそうです。
 外食の機会が多い会社員や単身赴任者、一人暮らしの人。偏食がちで野菜嫌い、加工食品などに頼りがち、料理に時間をかけられない等々、心当たりのある人は、おふくろの味のおかずのレパートリーを思い起こし、意識して食物繊維を摂るようにしたいものです。

 

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